ライフサイエンス事業
ライフサイエンス事業は、AGCの戦略事業と位置付けられ、有機合成技術を使って医薬品、農薬及びその中間体を製造していくファインケミカルズ事業と、遺伝子組み換え技術を使ったバイオ医薬品を生産するバイオ事業から成り立ちます。2026年の売上目標は2000億円。既存事業の拡大と共に積極的なM&Aも行い、現在、バイオ事業はシアトルを中心にデンマークのコペンハーゲン、ドイツのハイデルベルグ、日本の千葉に拠点を持っています。ファインケミカルズ事業は千葉に加え2019年にはスペインにも拠点を持ち、福井県のAGC若狭化学と共にシナジー効果を生み出しつつ、更なる成長を目指しています。
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AGC若狭化学の事業紹介
AGCの戦略事業の一つであるライフサイエンス事業の中核を担い、化学合成による医薬品及びその中間体、農薬及びその中間体の製造を行い、世界中の農薬メーカー、製薬会社、その先の農家さん、患者さんの役に立つ為の仕事を行っています。
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製造拠点・設備
AGC若狭化学の拠点は
福井県に3箇所あります。
医薬品原薬・中間体(有機合成)の受託開発・製造を行っております。オリジナル医薬品の開発から、原薬・中間体の受託製造まで、GMP管理による高品質、安定生産を行い、グローバルなお客様のニーズにお応えします。ご要望に応じ、cGMPプラントによる製造、FDA査察対応も承ります。
設備 | 材質 | 容量 | 基数 | 温度(℃) |
---|---|---|---|---|
反応槽 | ステンレス、グラスライニング、PFAライニング | 100~5,000L | 41基 | -30~250 |
蒸留塔 | ステンレス、グラスライニング | 1,000~2,000L | 2基 | - |
遠心分離機 | ステンレス、PFA、アフロン | Φ20~48インチ | 8基 | - |
乾燥機 | ステンレス、グラスライニング | 300~2,000L | 4基 | - |
ろ過乾燥機 | ステンレス | 300~2,700L | 4基 | - |
農薬原体・中間体の受託開発・製造開発から製造までのワンストップソリューションを提供します。精密有機合成テクノロジーを用いて、原料から中間体、原体まで一貫生産します。効率的なプロセス開発による、工業スケールでの安価な中間体、原体を受託製造します。生産拠点複数化によるリスク分散・安定供給を実現し、グローバルなお客様のニーズにお応えします。
設備 | 材質 | 容量(L) | 基数 | 温度(℃) |
---|---|---|---|---|
反応槽 | ステンレス、グラスライニング、ハステロイC、その他 | 2,000~15,000 (200~300) |
64 (4) |
-45~280 |
蒸留塔 | ハステロイ、ステンレス、グラスライニング | 3,000~15,000 | 11 | ~280 |
遠心分離機 | ハステロイ、ステンレス、レジン | 36~60インチ (33インチ) |
13 (1) |
- |
真空乾燥機 | ハステロイ、ステンレス、グラスライニング | 3,000~5,000 (50) |
9 (1) |
~130 |
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